【Affinity Photo】RAW現像3|シャドウとハイライト|暗い部分を明るく、明るい部分を暗くする部分補正(Affinity photo2)

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せっかく撮った写真なのに、暗くて残念な経験はありませんか?

Affinity Photoを使えば、そんな暗い写真も、まるで魔法のように明るく、クリアな写真に変身させることができます。

この記事では、RAW現像の「シャドウ」と「ハイライト」とは何か?や調整テクニックわかりやすく解説します。


ご参考1: RAW現像の基礎

Affinity PhotoのRAW現像や現像ペルソナとは何か?については下記をご参考ください。

【Affinity Photo】RAW現像1|現像ペルソナとは何か?Photoペルソナとの違いや使い方

ご参考2: RAW現像のホワイトバランス調整

Affinity PhotoのRAW現像におけるホワイトバランスの調整方法については下記をご参考ください。

【Affinity Photo】RAW現像2|ホワイトバランスの温度や色合いとは何か?ホワイトバランスツール,色温度,ケルビン,違いと印象操作


シャドウとハイライトとは何か?

RAW現像において、シャドウとハイライトは、画像の明暗を調整する上で非常に重要な要素です。


シャドウとは何か?

シャドウは画像の暗い部分、つまり影の部分を指します。

シャドウを調整することで、暗い部分の明るさを増やし、詳細を引き出すことができます。


ハイライトとは何か?

ハイライトとは画像の明るい部分、つまり光が当たっている部分を指します。

ハイライトを調整することで、明るい部分の明るさを抑え、白飛びを防ぎ、より自然な階調を作ることができます。



シャドウとハイライト調整の目的

シャドウとハイライトを調整することで次のようなことができます。

  • 露出の補正
    撮影時の露出不足や過多を補正できます。
  • コントラストの調整
    シャドウを明るくし、ハイライトを暗くすることで、画像のコントラストを強くすることができます。
  • 雰囲気の調整
    シャドウを強調することでドラマチックな雰囲気に、ハイライトを強調することで明るい雰囲気にするなど、画像の雰囲気を変えることができます。
  • ディテールの復元
    シャドウ部分に埋もれてしまっているディテールや、ハイライト部分で白飛びしてしまったディテールを復元することができます。


シャドウの調整

シャドウを調整することで、明るい部分をいじることなく、暗い部分の明るさを調整することができます。


デフォルトのシャドウ

例えば以下のような画像があるとします。木の陰に隠れた部分が暗く詳細がよく見えません。


デフォルトを上げる

そんなときは、シャドウを上げることで、影の部分だけを明るくすることができます。


陰で暗くなっていた部分がかなりはっきり見えるようになりました。

明るい部分はそのままになっていることがポイントです。


シャドウを下げる

逆に陰になっている部分をもっと暗くしたい場合はシャドウを下げます。


もともと暗かった影の部分が更に暗くなりました。



ハイライトの調整

ハイライトは暗い部分はそのままで、明るい部分だけを更に明るくすることができます。


デフォルトのハイライト

例えば以下のような画像があるとします。日に当たっている部分がかなり明るい状態です。切り株の丸太が白飛びしています。


ハイライトを下げる

ハイライトを下げると明るい部分だけを、暗くすることができます。


白飛びしていた丸太の表皮がみえるようになりました。


ハイライトを上げる

ハイライトを上げると、明るい部分だけをより明るくすることができます。



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