「サインアップとサインイン、どっちが登録だっけ?」「ログインとサインインに違いはあるの?」と混乱した経験はありませんか?
どれも似た言葉ですが、実は明確な役割の違いや、意外な言葉の由来があります。これらを正しく理解していないと、いつまでもモヤモヤを抱えることになってしまいます。
この記事では、各用語の違いを由来なども踏まえてわかりやすく解説しています。
また、自分で言葉を選ぶ際の判断基準についても触れていくので、ぜひ最後までチェックして、デジタルの「入り口」で迷わない知識を身につけましょう!
まとめ表
| 用語 | 内容 | 対義語 |
| サインアップ (Sign Up) | 新規会員登録 | 退会・アカウント削除 |
| サインイン (Sign In) | 登録済みの人が中に入ること | サインアウト |
| ログイン (Log In) | サインインとほぼ同じ。接続すること。 | ログアウト |
サインアップ (Sign Up)
サインアップとは何か?
サインアップ (Sign Up)とは、そのサービスを初めて使うときに行う手続きです。
日本語で言う「新規登録」と同じです。
サインアップの由来
昔、軍隊に入隊したり、何かの組織に登録したりする際、名簿の最後に自分の名前を署名(Sign)して加入していました。
リストの空いている下の部分に名前を書き加えていく(Upしていく)イメージから、新しく登録することを「Sign Up」と呼ぶようになりました。
対義語「退会(アカウント削除)」
サインアップ(登録)の反対は、「退会(アカウント削除)」です。
サインイン (Sign In)
サインインとは何か?
サインイン(Sign In)とは、登録したIDやパスワードなどの情報を使って、自分専用の画面に入ることです。
ログインと同じです。
サインインの由来
建物の入り口などで、誰が来たかを確認するために、台帳に自分の名前を署名(Sign)して、中へ入る(In)という動作から来ています。
ホテルのチェックインで名前を書くことをイメージすると分かりやすいかもしれません。
対義語「サインアウト」
サインインの反対は「サインアウト」です。
ログイン(log In)
ログインとは何か?
ログイン(log In)とは、登録したIDやパスワードなどの情報を使って、自分専用の画面に入ることです。
サインインと同じです。
ログインの由来
昔、船の速度を測るために、ロープをつけた「丸太(Log)」を海に投げ込んでいました。
その速度や航海の記録を書き留めたノートを「ログブック(Logbook:航海日誌)」と呼ぶようになりました。
そこから転じて、コンピュータの世界でも「いつ、誰が使ったか」という記録(Log)を書き込む(In)という意味で「ログイン」という言葉が使われるようになりました。
対義語「ログアウト」
ログインの反対は「ログアウト」です。
サインインとログインの違い
サインインとログインはどちらも、登録したIDやパスワードなどの情報を使って、自分専用の画面に入ることです。
サインインは「署名して入る」、ログインは「記録を残す」というニュアンスの違いがあります。
銀行システムやPCはログイン
記録を残すという意味合いを強く持つ、。銀行のシステム、パソコン本体、SNS(Facebookなど)ではログインを使っています。
Apple、Amazonはサインイン
既に登録してある情報を入力してサービスの中に入るという意味合いを持つサインインは、Apple、Amazonなどの大手IT企業でよく使われる傾向があります。
どれを使えばいいか?
サインインとログインのどっちを使うか迷ったときは、自分のサービスがよりどちらの傾向が強いかを考える必要があります。
参考に世の中のトレンドを載せておきます。
| 流派 | よく使われる言葉 | 主なサービス |
| Microsoft流 | サインイン | Windows, Outlook, Azure |
| Apple流 | サインイン | Apple ID (現 Apple Account), iCloud |
| Google流 | ログイン | Gmail, YouTube, Google ドライブ |
| SNS・Webツール流 | ログイン | Facebook, X (Twitter), Slack |
日本なら?
日本の場合、署名する文化はあまりないため、サインインやサインアウトはあまり馴染みがない人も多いです。
逆に、コンピュータの普及期から「ログイン」という言葉が使われてきたため「ログイン」の方がより馴染みがあります。
サインアップも馴染みがないので、「アカウント作成」や「新規登録」などを使う方が無難です。
対象としているユーザーがわかりやすい言葉を選択するのがベストプラクティスです。

