【Facebook/Instagram】広告を配信する方法|My businessとAnother business or clientの違い。どちらを選ぶべきか?

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InstagramやFacebookでの広告配信はInstagramやFacebookそれぞれから行うこともできます。

ですが、より細かく管理するためにMeta Business Suiteというツールを使用することをおすすめします。


広告アカウントとは何か?

Facebookの広告アカウントとは、Facebook上で広告を配信するための、いわば「口座」のようなものです。

広告アカウントの中で、広告の予算設定、ターゲット設定、クリエイティブの作成など、広告に関するあらゆる設定を行います。

まるで銀行口座のように、お金を預け入れ、そのお金を使って広告を配信していくイメージです。


広告アカウントを作成せずに広告配信はできますか?

広告アカウントを作成せずにFacebookで広告を配信することはできません

広告を出すためには、必ず広告アカウントが必要となります。これは、Facebookが広告配信を適切に管理し、不正な広告を防止するためです。


広告アカウントを作成するメリット

広告アカウントを作成することで、予算、ターゲット、クリエイティブなど、広告の詳細な設定が可能になります。

また、どの広告が効果的で、どの広告が効果的でないか、数値で確認することができます。

複数の広告キャンペーンを同時に管理することもできます。



広告アカウントの作成方法

広告アカウントを作成するには、Meta Business Suiteを使います。

Meta Business Suiteで広告配信をしたいポートフォーリオを選択し、左下の設定アイコンをクリックします。



「アカウント > 広告アカウント」に進みます。


最初は「広告アカウントがありません」と表示されます。


右上の「+追加」をクリックします。

「新しい広告アカウントを作成」をクリックします。


必要情報を入力して「次へ」をクリックします。


「My business」と「Another business or client」どちらを選ぶべきか?

用途の選択肢には次の2つがあります。

  • My business
  • Another business or client

どちらを選ぶかが非常に重要なので、正しく選択する必要があります。



My business:自分のビジネス

「My business」は自分のビジネスを宣伝したい場合に選びます。

例えば、自分の個人事業や、自分が経営している会社の製品やサービスを宣伝したい場合です。

広告アカウントとFacebookページを直接紐づけることができます。



Another business or client:別のビジネスまたはクライアント

「Another business or client」はクライアントのビジネスを代理で宣伝したい場合に選びます。

例えば、広告代理店がクライアントの企業の広告を代行する場合などです。広告アカウントを複数管理する際に便利です。


作成した広告アカウントは現在のポートフォーリオに自動的に紐づけられます。チェックを入れ、「広告アカウントを作成」をクリックします。


最後に支払い情報を追加します。(ここではスキップして、後で追加することも可能です)


以上で広告アカウントの作成は完了です。




広告を配信する

広告を配信するには、左メニューの「広告」をクリックします。


右上の「広告を作成」をクリックします。


3つの広告メニュー

広告には次の3つのメニューがあります。

3つの広告メニュー
  1. 自動広告
  2. 目的を選択
  3. コンテンツを宣伝



自動広告

自動広告は、広告の作成から配信まで、Facebookが自動で最適化してくれる機能です。

最初に、来店を希望するかどうか?ウェブサイトがあるか?WEB上で商品を販売しているか?などの質問に答えていくことで、AIが自動で広告を作成してくれます。

広告出稿の時間や手間を短縮できるというメリットがあります。

自動広告の特徴
  • 広告のクリエイティブやターゲット層を、Facebookが自動で生成・調整する。
  • 簡単な質問に答え、予算と広告の目的を設定するだけで、手間をかけずに広告配信を開始できる。
  • 広告効果を最大化するために、Facebookのアルゴリズムが常に学習し、改善を行う。



AI任せになってしまうので、もちろんデメリットもあります。

自動広告のデメリット
  • 広告のクリエイティブやターゲット層を細かく設定できない。
  • 広告の成果を最大化するためには、定期的なチェックと調整が必要。



▼自動広告作成のための質問の例




目的を選択

「目的を選択」は、広告の目的を設定することで、目的に合わせて広告を最適化します。

目標は次の8個があります。「自動広告」や「コンテンツを宣伝」も含まれています。

目的の選択
  1. 自動広告を作成する(※自動広告と同じ)
  2. Instgramの投稿またはリール動画を宣伝(※コンテンツを宣伝と同じ)
  3. 電話での問い合わせを増やす
  4. ウェブサイトへのアクセスを増やす
  5. 問い合わせを増やす
  6. Facebookコンテンツを宣伝(※コンテンツを宣伝と同じ)
  7. Facebookページを宣伝
  8. リードを獲得する



どれを選択したかによって選ぶ内容が異なります。

電話での問い合わせを増やす

電話を通じて、直接顧客とコンタクトを取りたい場合に選択します。

電話番号を目立たせ、クリックすると電話がかかるように設定します。

例えば、サービスの説明を詳しく聞きたい顧客、緊急性の高い問い合わせに対応したい場合などに選択します。


ウェブサイトへのアクセスを増やす

自社のウェブサイトにユーザーを誘導し、サービスや商品について詳しく知ってもらうことを目的とします。

ウェブサイトのURLを記載し、クリックするとウェブサイトに遷移します。

例えば、新規サービスの告知、ブログ記事の拡散などが挙げられます。




問い合わせを増やす

電話だけでなく、メールや問い合わせフォームなど、様々な方法で問い合わせを受け付けたい場合に選択します。

問い合わせフォームを設置したランディングページに誘導したり、メッセージを送信できるように設定します

例えば、商品の購入検討中の人、サービスの詳細を知りたい人などに広告を配信したい場合に選択します。



Facebookページを宣伝

Facebookページのファンを増やし、エンゲージメントを高めたい場合に選択します。

Facebookページに「いいね!」や「フォロー」を促す広告を作成します。



リードを獲得する

顧客の情報を収集し、将来的な顧客リストを作成したい場合に選択します。

メールアドレスや電話番号などの情報を登録してもらうためのフォームを設置したランディングページに誘導します。



コンテンツを宣伝

「コンテンツを宣伝」は、InstagramかFacebookの既存の投稿やページを宣伝する機能です。

既に投稿した記事や動画などを、広告として表示させることができます。

コンテンツを宣伝のメリット
  • 既存のコンテンツを再利用できるため、広告作成の手間を省ける。
  • 既存のコンテンツの拡散が容易。
  • エンゲージメントを高めることができる。
コンテンツを宣伝のデメリット
  • 広告のクリエイティブを自由に作成できない。
  • ターゲット設定が限定的になる場合がある。


▼投稿の選択画面




電話番号の認証

広告を作成するためには、電話番号を認証する必要があります。


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