【Google広告のCV計測③】リマーケティングタグの設定方法|リマーケティングタグとは何か?

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リマーケティングタグとは何か?

リマーケティングタグとは、一度ウェブサイトを見たユーザーに、広告を表示するために設置するコードです。

このタグを設置することで、ウェブサイトを訪れたユーザーのブラウザにCookie(クッキー)が設置され、そのユーザーが他のウェブサイトを閲覧している際に、こちらの広告を表示できるようになります。

こうすることで、より興味を持っているユーザーに対して広告を配信することができます。

タグは基本的に自分のWEBサイトの全てのページに設置します。

リマーケティングタグを使って配信する広告をリマーケティング広告といいます。


リマーケティング広告の仕組み

ウェブサイトの全てのページに、Google広告のリマーケティングタグを設置します。

このタグは、JavaScriptの小さなコードで、ユーザーがあなたのサイトを訪れると自動的に実行されます。

タグが実行されると、ユーザーのブラウザにCookie(小さなテキストファイル)を設置します。Cookieには、ユーザーがどのページを訪れたか、どの商品に興味を示したかなどの情報が記録されます。

ユーザーが他のウェブサイトを閲覧している間、Cookieの情報に基づいて、Googleの広告ネットワークそのユーザーを特定し、広告を表示します。



リマーケティングタグが必要な広告と不要な広告

リマーケティングタグは全てのGoogle広告で必要なわけではありません。


リスティング広告は不要

リスティング広告の場合は、ユーザー毎ではなく、検索したキーワードの検索結果に対して表示するため、リマーケティングタグは不要です。


ディスプレイ広告、動画広告は有効

ディスプレイ広告や動画広告では、興味を持っている人に広告を出せれば出せるほどCV率が上がる傾向にあるため、リマーケティングタグの設置は有効です。




リマーケティングタグの設置方法 ①Google広告の設定(コンバージョンIDの取得)

まずはGoogle広告の管理画面を開きます。左側メニューの「目標 > コンバージョン > 概要」を選択します。

「+コンバージョンアクションを作成」をクリックします。


「測定するコンバージョンを選択してください」で「ウェブサイトで発生したコンバージョン」を選択し、「続行」をクリックします。


測定の対象で「すべて表示」をクリックします。


「ページビュー」を選択します。


「設定」をクリックします。


「手動イベントを作成する」を選択し、CV名を入力します。


「すべてのコンバージョンに同一の価値を割り当てる」を選択します。金額は日本円の1円で問題ありません。


カウント方法やその他の設定もそのままで問題ありません。「完了」をクリックします。


「保存して次へ」をクリックします。


「Googleタグマネージャーを使用する」を選択します。コンバージョンIDをコピーしておきます。


「同意して完了」をクリックします。



リマーケティングタグの設置方法 ②GTMの設定

タグの作成

Googleタグマネージャーを開いて、「タグ」をクリックします。


右上の「新規」ボタンをクリックします。


タグの名前を「GAD_リマケタグ」にします。


「タグの設定」をクリックし、タグタイプで「Google広告」を選択します。


「Google広告のリマーケティング」を選択します。


「コンバージョンID」に先ほどGoogle広告の管理画面でコピーしたコンバージョンIDを入力します。


そのほかの設定はデフォルトのままで問題ありません。



トリガーの設定

「トリガー」をクリックします。


今回はリマーケティングタグを全てのページに設置したいため「All Pages ページビュー」を選択します。


「保存」をクリックします。


右上の「公開」をクリックします。



以上でリマケーティングタグの設定は完了です。

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