Facebookページは、企業やブランド、団体などが、自社の情報を発信したり、顧客とのコミュニケーションを図ったりするためのプラットフォームです。
個人アカウントとは異なり、より多くのユーザーに情報を届けることができ、ビジネスに役立つ様々な機能が備わっています。
個人アカウントとの違い
Facebookといえば真っ先におもいつくのが1人1つの個人アカウントです。
個人アカウントとFacebookページには明確な違いがあります。
個人アカウントの特徴
個人アカウントの目的は、友だちや知り合った人など個人間のコミュニケーションです。
このため、実名で登録するといった決まりがあります。
プライバシーの保護が重要視されるため、どの範囲までに表示させるかを設定することができます。また、個人単位でグループに参加することもできます。
個人なので、広告を出稿することはできません。フォロワーを増やすことにも向いていません。
ページの特徴
ページの目的は「企業、ブランド、団体、著名人」などが情報を発信し、ファンや顧客とコミュニケーションをとることです。
このため、登録名は企業名や店舗名、ブランド名になります。
違いまとめ
項目 | Facebookページ | 個人アカウント |
---|---|---|
目的 | 情報発信、顧客とのコミュニケーション | 個人間のコミュニケーション |
登録名 | 企業名、ブランド名など | 実名 |
機能 | フォロワー、メッセージ、イベント作成、広告など | 友達申請、メッセージ、グループ参加など |
管理者 | 複数人で管理できる | 本人のみ |
情報公開範囲 | 公開 | 友達、限定公開、公開 |
分析機能 | 詳細なインサイト機能 | 限られている |
Facebookページを作るメリット
既に特徴でも挙げましたが、Facebookページを作成するメリットには以下があります。
- 情報発信
商品やサービスの情報を発信したり、ブログ記事を投稿したりすることができます。 - 顧客とのコミュニケーション
ユーザーからのコメントやメッセージに返信したり、アンケートを実施したりすることができます。 - イベント告知
イベント情報を告知したり、参加者を募集したりすることができます。 - 広告配信
ターゲットを絞った広告を出稿し、より多くのユーザーにリーチすることができます。 - 分析
ページのインサイトという機能を使うと、ユーザーの行動や反応を分析することができます。
Facebookページは複数つくれる?
Facebookページは、1つのFacebookアカウントで複数のページを作成し、管理することが可能です。
例えば、企業が複数の商品やサービスを持っている場合、商品ごとに別のページを作成し、それぞれに合った情報を発信できます。
個人で複数の活動をしている場合に、趣味の活動と仕事用の活動でページを分けることができます。
Facebookページと個人アカウントの情報は紐づく(公開される)?
表側の他の人が見れる部分については、個人アカウントとFacebookページは完全に切り離されたものです。
もちろん、個人アカウントがないとFacebookページを作成することはできないといった裏側での紐づけはあります。
Facebookページの作り方
Facebookページの作成
Facebookページを作るのはとても簡単です。
個人アカウントでFacebookにログインし、右上のグリッドアイコン(メニュー)をクリックします。
「ページ」をクリックします。
ページの設定画面が表示されるので、必要事項を入力していきます。
必要事項を入力し、「Facebookページを作成」をクリックします。
必要情報の入力
ページが作成できたら、必要情報を入力していきます。
必要に応じてページをカスタマイズします。
次へをクリックして進み、完了をクリックすれば完成です。
Facebookページの注意点
Meta社が掲げるビジョンに「Metaのミッションは、人と人がつながる未来と、それを可能にするテクノロジーを創出すること」があります。
Meta社はビジョンに対して非常に厳格で冷徹なため、Facebookがきちんと運用されていないとFacebookページを容赦なくBANすることがあります。
そこまではいかなくても、作成したFacebookページを使って広告配信をする場合に、広告アカウントがBANされるリスクも非常に高まります。
このため、Facebookページの情報はしっかりと入力し、また定期的に投稿をすることでFacebookページがフェイクでないことをMeta社に伝える必要があります。