X(旧Twitter)は、今やビジネスにおいて欠かせないSNSの一つで、膨大なユーザーを抱え、リアルタイムな情報発信やコミュニケーションが可能な点が魅力です。
本記事では、Xをビジネスに活用するメリットを徹底解説しています。口コミ戦略や1次特典、2次特典といった実践的な運用方法もご紹介します。
この記事を読めば、Xを最大限に活用し、ビジネスを加速させるためのヒントが必ず見つかります!
アカウントの軸を決める
X(Twitter)でアカウントを開設する際に、そのアカウントでどういった内容を発信するかというテーマや世界観を統一することが非常に重要です。
例えば「お金」と「旅行」について発信したければ、1つのアカウントの中で雑記ブログのようにするのではなく、「お金のアカウント」と「旅行のアカウント」をそれぞれ別々に立ち上げる必要があります。
X(Twitter)では個人が複数のアカウントを開設することが可能です。
目指すべきフォロワー数は?
目指すべきフォロワー数はインフルエンサーになりたいのか、それともビジネスをしたいのかで異なります。
インフルエンサーは1万から
インフルエンサーとしてのアカウントを目指す場合は基準は1万フォロワーです。
5万フォロワーまでいくと中堅、10万フォロワーを超えるとトップインフルエンサーといわれるレベルになります。
ビジネスのフォロワーは1,000から
X(Twitter)でビジネスを行う場合に、売り上げがあがったり効果が出るフォロワー数の目安は1,000~2,000フォロワーでも十分に効果を発揮することができます。
1,000フォロワーで年間1,000万、5,000フォロワーで1億円稼ぐ人も十分にいるぐらいです。
なぜX(Twitter)がいいのか?メリット7選
インスタやTikTokなど様々なSNSがある中で、なぜX(Twitter)がいいかというと次のようなメリットがあります。
投稿が簡単
X(Twitter)の1つ目のポイントは、投稿が簡単ということです。
140文字(以内)で簡単に投稿することができます。最近では有料の課金をすると140文字以上投稿できる機能も出ましたが、140文字で十分にフォロワーを増やすことができます。
リライトして再利用が可能
X(Twitter)と他のSNSとの一番の違いは、リライトできるということです。
インスタグラムやFacebookは同じ内容の投稿をいくつもするとスパム判定され、アカウントが凍結されるリスクがあります。
ですが、X(Twitter)は同じ投稿を何度も使いまわすことができます。
例えば、60個の投稿を作成したら、それを2ヶ月毎に6回投稿することで1年間毎日投稿することができます。
ただし、一度に何個も何個も同じ投稿をすることは禁止されているため、1日1投稿程度に制限しておく必要があります。
フォロワーが増えやすい
Xはリライトして再投稿ができるため、伸びる投稿が見つかったら、それを再投稿したり横展開することでフォロワーを増やすことができます。
勝手にバズが生まれる
Xの良い点の一つに、良い投稿をするとそれを見つけた人が、いいねしたり、リツイートできることが挙げられます。
いいねがたくさんつくことで、自分のフォロワー以外の多くの人にも表示されるようになります。
特に、リツイートはバズを生みやすい仕組みで、自分があれこれしなくてもいい投稿をするだけで、勝手にバズが生まれることにつながります。
集客に最適
Xは集約に非常に向いています。というのも、プロフィール欄に集客用のリンクを貼り付けられることはもちろん、投稿の中にもリンクを貼りつけることができるためです。
インスタやFacebookでは投稿の中にリンクを貼り付けることができません。URLをただの文字列として貼り付けることはできますが、クリックしても反応しないので、ユーザーがブラウザに直接入力しなければいけないというデメリットがあります。
他のSNSとの連携に向いている
Xはリンクを自由に貼ることができるため、インスタやFacebook、TikTok、Youtubeなどと連携を取りやすいツールです。
SEOを考えなくていい
YoutubeやブログなどSEOをしっかりと考えないと伸びませんが、XはそこまでSEOを考慮する必要はありません。
アカウントのテーマ性を決めて、届けたいキーワードを含めればあとは自動的に対象者に届きやすい仕組みになっています。
Xが向いてるジャンル
Xが向いてるジャンルは大きく次の2つです。
教えるビジネス
教える系のビジネスは、ノウハウを発信することでそれを知りたいという人を集めることができます。
例えば、次のようなジャンルがあります。
- コーチ
- コンサル
- 講師
- 士業
- 教育
- 占い
- ヘルス
店舗(商品がある)
商品を売っているビジネスも、その商品に関する情報やノウハウを届けることで、それを知りたい人が集まるためXに向いています。
Xを伸ばす5つの考え方
Xでたくさんのいいねを獲得し、フォロワーを増やし、ビジネスにつなげるためには次のポイントを押さえる必要があります。
ノウハウを出し切る
ビジネス上級者の場合、ノウハウを出し切ることで一瞬で伸ばすことができます。特に、その情報を「知りたい」「有益だ」と感じる人が多ければ多いほど、伸びる速度は速くなります。
情報を出し切ってしまうと、お金を儲けられなくなってしまうのではないか?と思う人もいるかもしれませんがそうではありません。
有料級の有益な情報を出すことで「この人の情報は信頼できる」「ここまで良い情報を出してくれるからいい人に違いない」という信頼を勝ち取ることができます。
そして、その信頼を元に個別相談などに結び付けることでビジネスを加速させることができます。
そもそも現代はYoutubeやインスタ、Chat GPTなど有料級の有益な情報が無料であちこちに出回っていて、情報に価値がない時代です。
だからこそ、情報は出し惜しみせず出し切ることで、信頼という最大の資産を得る方が強力なビジネスにつながります。
リストイン(登録)させる
ノウハウを出し切るだけでなく、せっかく来てくれたユーザーを取り込んでいく仕組みを設定しておくことも重要です。
投稿やプロフィールなどに会員登録などのリンクを貼り付けておき、つながるための情報を取得していきます。
このリストがビジネスをする上での最高の資産の一つになります。
ファン化より認知獲得
インスタなどではエンゲージメントを上げてファン化することが重要視されていますが、Xでは少しことなります。
Xではファン化することよりも、とにかく知ってもらうこと、つまり認知獲得が重要です。
ファン化は無視していいわけではなく、認知してもらえるような広がる投稿をしていけば、自然とファン化していくためです。
自分がいいたいことではなく、みんなが大好きなことを言う
より多くの人に知ってもらい、リポストやいいねなどをしてもらうためには、自分が言いたいことを言うスタンスではいけません。
そうではなく、みんなが持っている悩みなど、自分がいいたいことではなく、みんなが共通して思っているよう投稿をすることが大切です。
小学生向けの内容にする
投稿を見ている人は、じっくりと投稿と向き合っているわけでなく、次から次に情報を見ているため難しい内容だと頭に入ってきません。
このため、小学生でもわかるぐらいの簡単な内容にすることが大切です。
伸びる投稿の作り方 ~7つのポイント~
Xで伸びる投稿をつくるために押さえておくべきポイントがあります。
伸びる型を使う
Xは140文字で書いていきますが、そのときにみんなが読みやすい人気の構文を使うことで投稿が伸びやすくなります。
人気の構文とは「99%の人が知らない」「本当は教えたくない」といった、続きが気になってしまうキラーワードを使うことです。
なお、続きが気になるキラーワードについては下記をご参考ください。
ライティングを磨く
Xでは140文字という制限があります。この140文字を徹底的に磨くことが大切です。
磨き方は簡単です。他の人の伸びている投稿を見て、なぜ伸びているのかを分析します。そして、その伸びている要素を取り入れます。
ちなみに、最適な文字数は140文字ピッタリ使うことです。
拡散率を上げる
リポストなどで、拡散されればされるほど、その投稿は高評価となり更に多くの人に届くようになります。
このため、拡散率が上がるような内容にすることが大切です。そのためには、最後に「拡散お願いします」といったお願いをすることも一つの有効な手段になります。
滞在時間を上げる
Xは140文字という制限があるので、サラッと流されてしまいそうですが、どれだけの時間その投稿を閲覧しているかという滞在時間が評価に直結します。
滞在時間を上げるためにできることは次のようなものがあります。
Xに限りませんが、今はSNS同士の時間の奪い合いなので、どのSNSでも滞在時間が重要な指標になっています。
これまで文字のみの投稿しか許可されていなかったXが、動画投稿をできるようにしたのも、動画の方が滞在時間を稼げるからです。
プロフィールにつながる仕掛け
投稿からプロフィール画面にどれだけ飛んだかというのも、Xのアルゴリズムの重要な評価の一つです。
このため、プロフィールに飛んでもらえるとうな仕掛けを投稿の中に入れることが重要です。
プロフィールの強化
投稿からプロフィールに飛んでもらうことも重要ですが、更にそこからフォローしてもらうことも重要な評価指標の一つです。
このため、プロフィールをしっかりと充実させ、フォローしたくなる仕組みを入れておくことも非常に重要です。
ブックマークされる
投稿がブックマークされることも重要です。ブックマークされればされるほど、「後で読みたい投稿=優良な投稿」ということで評価が上がります。
良いノウハウなどは「あとで読み返そう!」と思ってもらえることが多いため、ブックマークされる可能性が上がります。
Xを始める人がやるべきこと
Xのアルゴリズムや投稿の内容がわかったら投稿する前にやるべきことがあります。
アカウントのコンセプトを決める(似てる人がいても大丈夫)
まずは、アカウントのコンセプトをしっかりと決めます。
このとき、既に似たようなアカウントがある場合に、そのことを気にする必要はありません。まるパクリはダメですが、ちょっとズラせば全く別物になります。
伸びてるアカウントを研究する
伸びているアカウントには伸びている理由が必ずあります。
似たようなジャンルで伸びているアカウントや投稿を探して、なぜ伸びているのかを分析し、その仕組みを自分にも流用することが大切です。
プロフィールに権威性を全て入れる
フォローしてもらうためにはプロフィールを強くする必要があります。
そのためには、プロフィール欄をバチバチに強化します。ここでポイントは権威性を全て入れ込むということです。
権威性が高ければ高いほどフォローされる確率が上がります。
最強のプロフィールを作るための4つのポイント
権威性を書く以外にも最強のプロフィールをつくるためのポイントがあります。
この4つのポイントを押さえてプロフィールを書くとフォロー率が一気に上がります。
プロフィールを読んだ人に「この人すごいな。フォローしよう!」「この人をフォローしないと損するな」と思わせることが大切です。
また、プロフィール欄はMAX160文字書くことができますが、120文字程度に抑えておくと余裕感が生まれます。
口コミ戦略
口コミというのは信頼性や判断の最後の一押しに非常に重要です。楽天トラベルでホテルを予約するときやAmazonで買い物をするときも口コミを確認することが当たり前になっています。
それと同じで、自分のアカウントの口コミや商品の口コミを投稿することで、フォローするか迷っている人や購入するか迷っている人の背中を押すことができます。
口コミはお客様に投稿してもらってもいいですし、お客様からの声を自分で投稿することもできます。リンク先を貼ることもできます。
もちろん、ウソはいけないので、実際に投稿してもらったないようをキャプチャして画像として貼り付けるといった証拠を提示することも大切です。
その際、次の4つの内容を聞いておくことで口コミがしやすくなります。
この4つの質問をGoogleフォームでもなんでもいいのですることで、他の人の心を動かす口コミを獲得することができます。
2つのライティングスタイル
Xで投稿するときは大きく次の2つの投稿方法に分類することができます。
短文投稿(認知やフォロー獲得)
短文投稿の場合は140文字以内で魅せる文章を書きます。
その時のポイントは、とにかく認知を広め、フォローしたくなるような内容にするということです。
例えば、積立NISAなどの豆知識で、みんなが大好きなためになる投稿をすることです。
長文投稿(続きが読みたくなる。教育浸透)
長文投稿でも、140文字という制限は変わりません。
長文投稿とは、140文字で引き寄せて、長文を読ませるというスタイルです。
最初の140文字しかタイムラインには表示されないので、続きが気になる内容にすることで、続きの部分を読んでもらい教育を浸透させていきます。
具体的には、後ろの長文の内容を最初にまとめて、詳しいことが後ろで説明してあるというスタイルにします。
課金した方がいいのか?
Xは有料課金制が導入されました。
課金した方がいいのかどうか?と悩む人もいるかと思いますが、ビジネスをしている場合は有料課金した方がいいというのが結論です。
有料課金することで、投稿が優先的に表示されるようになります。(どれだけ優先的になるかは公表されていません)
マネタイズ(収益化導線|1次特典と2次特典)
Xを使ってリーチやフォロワーの伸ばすことができたら、次につなげたいことがマネタイズ(収益化)です。
キャンペーン特典(10個以上)
収益化のポイントとしては、例えば、キャンペーン特典を固定ポストにしておく方法があります。
キャンペーン特典も2個や3個ではなく、10個や20個のように特大にしておいた方が引きが強くなります。
なぜなら、どれか1つでも「欲しい」と思わせることができれば、集客できるからです。
10個も特典を作れないと思うかもしれませんが、そこは細かいもので問題ありません。
- ロードマップ
- まとめブログページ
- まとめ動画
- 個別無料相談
これを、1つのジャンルではなく、複数のジャンルや小分けにすることで10個以上の特典を用意することができます。
1次特典と2次特典に分ける
特典の配布方法も重要です。
全ての特典を一度に渡すのではなく、フォローしてくれたら1次特典を渡し、セミナーに参加してくれたら2次特典(参加者限定特典)を渡すというように段階に分けます。
メルマガ登録したら3つの特典、LINEに登録したら次の3つの特典、説明会に参加したら残りの特典がもらえるというように段階式にすることで、最終的に一番売りたいものが売れていく流れにつながります。
1次特典と2次特典の種類
1次特典と2次特典ではそれぞれこういったものを特典にした方が、最終的なマネタイズにつながりやすいというものがあります。
一番の目的は説明会に来てもらうことなので、ここでは長い動画や長い資料など、説明会につながりやすいものを配布します。
例えば、「○○完全版」や「○○徹底解説」のように、完全にその人がゼロから100まで全部教えてくれるようなものを特典とします。
これを1次特典にする理由は、分厚かったり長いので、結局貰っても全部読まない。「もっと端的で簡単で手っ取り早いものが欲しい」と思わせるとができるためです。
説明会に来てもらうために「絶対に欲しい!」と思わせるようなものは2次特典にします。
例えば、「これやるとすぐに結果が出るよ」「他では絶対にもらえないよ」というようなものを特典にします。
こういうタイトルをつけることで、人はそれが欲しいために説明会に参加するという行動に出ます。
特典への誘導(教育)
特典が決まったら、日頃の投稿で、固定ポストへと誘導していきます。
有益な情報を投稿して、最後に「詳細な説明は固定ポストに置いておきます」といった記述をすることで誘導することができます。
ちなみに、有益な情報の投稿を「教育」と呼びます。教育を浸透させることで「この人のセミナーに参加したい」「この人の話を聞きたい」と思わせることができます。
口コミ戦略
既に述べましたが、教育ポストや特典以外にも、口コミを投稿することで、信頼性を上げておくことも非常に重要です。