EOS 5D Mark IVにはAFの設定で以下の3つがあります。
ここではそれぞれのAF設定ができるかをまとめています。
追尾優先AF
追尾優先AF(AI Servo AF)は、動いている被写体を追跡し続けるためのAFモードです。このモードでは、カメラが被写体の動きを予測し、連続してピントを合わせ続けます。
スポーツや動物の撮影など、動きの速い被写体を撮影する際に最適です。
ライブ多点AF
ライブ多点AFは、ライブビュー撮影中に画面全体に分布した複数のAFポイントを使ってピントを合わせるモードです。
カメラが自動的に被写体を検出し、複数のポイントでピントを合わせます。
風景やグループ写真など、画面全体に複数の被写体がある場合に適しています。
ライブ1点AF
ライブ1点AFは、ライブビュー撮影中に画面上の特定の1点にピントを合わせるモードです。
ユーザーが選んだ特定のポイントにピントを合わせることができます。
止まっている被写体やポートレートなど、特定の被写体やエリアにピントを合わせたい場合に最適です。
ライブビュー撮影とは何か?
ライブビュー撮影とは、液晶モニターを使うことです。
液晶モニターを使うことで、リアルタイムで確認しながら撮影する機能のことです。従来の光学ファインダーを通して撮影する方法とは異なり、デジタルカメラのセンサーが捉えた映像をそのままモニターに表示します。
EOS 5D Mark IVの場合は設定が「写真」のときにライブビューボタン(START/STOP)をクリックするとライブビューとファインダー表示を切り替えることができます。
まとめ
- 追尾優先AF:動いている被写体を連続して追跡し続けるためのモード。
- ライブ多点AF:ライブビュー撮影中に画面全体の複数ポイントでピントを合わせるモード。
- ライブ1点AF:ライブビュー撮影中に特定の1点にピントを合わせるモード。
各モードを適切に使い分けることで、さまざまな撮影シーンや被写体に対して最適なピント合わせが可能になります。
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